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2011-12-29

アンティキテラ

アンティキテラという名前をご存知ですか。私は、知りませんでした。

駅前の書店で「アンティキテラ 古代ギリシアのコンピュータ 」(文春文庫)という本が並べられていました。文庫本の帯には、「海底から引き揚げられた二千年前の「謎の機械」は、何のために創られたのか?」、「百年にわたるドラマチック科学ノンフィクション!」とあります。
これに魅かれて読んでみました。

1901年にアンティキテラ島の海底から引き揚げらてた金属製の歯車をもった機械について、科学者、技術者たちの解明への取り組みを書いた本です。2100年くらい前に作られたということが分かり、何をするための機械なのか、機械の構造の解明などについて興味深く書かれています。

この機械について、Wikipediaでも「アンティキティラ島の機械」とい項目で紹介されています。

若い時から、発達した文化(文明が)が滅びてしまったことについて、何となく興味をもっていました。
「なぜ文明が滅びるのか」、「滅びた文明は、どのような文化・技術をもっていたのか」、「現在の文明も滅びることがあるのか?」・・・・

例えば、アレクサンドリア図書館、井上靖「敦煌」にでてくる西夏文字などに興味を持ちました。
アトランティスも興味がありますが、遺跡、遺物などが確認されていないと思うので、よくわかりません。

アンティキティラ島の機械:

2011-12-23

スカイツリーのライトアップ

東京スカイツリーがライトアップされたというニュースを見て、近所のスカイツリーが見えるところに行ってみました。
外は風が強く寒かったのですが、既に写真を撮っている人もいました。

スカイツリーは、白色でライトアップされていました。展望台はライトアップされていないため、その部分は暗いままでした。まだ、部分的なライトアップだそうで、来年が楽しみです。

来年は、東京スカイツリーの完成、東京駅丸の内駅舎復元工事の完成、楽しみにしています。

2011-12-21

1年が過ぎて

定年退職して1年が過ぎました。1年前のことが懐かしく思い出されます。
しかし、この1年の間に、私が勤務していた事業所が移転したり、同じ職場だった人も異動したり、それぞれに変化が起こっているようです。

私は、このブログで書いてきたように、第二の人生を自分なりにスタートさせることができたように思います。

しかし、先日 テレビ東京の「ソロモン流 押切もえ」を見て、いろいろと考えさせられました。
押切もえは、トップモデルで、以前放送していた「英語でしゃべらナイト」に出演し、英語をがんばって勉強しているという程度は知っていました。
この、ソロモン流を見て、その生き方に感心しました。

惰性的な生き方ではなく、具体的な目標をもってチャレンジしていくべきかなと思いました。また、定年退職しているのだから、のんびりと過ごしてもいいのではないかいう思いもあります。たぶん、正解はなく、どのようにバランスをとるかの問題だと思いまが。まだ、思案中です。

思案中から → 思案していることを忘れて、 惰性的な生活にならないようにしたいと思います。

2011-12-15

書店にて

先日、人間ドックの受診が終わってから、日本橋 丸善に行きました。

本を眺めていたら、安野光雅著「絵のある自伝」(文藝春秋)のサイン本が並べられていたので、そのサイン本を購入しました。ラッキーでした。
以前、丸善で安野光雅さんの展覧会があったときに、何時からサイン会を開きますという貼り紙を見たのですが、その時間まで待つことができず、サインをもらうことができなかったことがありました。

更に本を眺めていたら「談志が死んだ(回文)」と大きく書かれたコーナーがありました。一般的に作家や著名人が亡くなられたときに、その人の追悼ということで特集したコーナーができます。しかし、「死んだ」と書くようなことはありません。
談志は、ぶっきらぼうな発言が多かったので、「死んだ」という表現もありなのかなと思いました。
よく見ると小さく(回文)とも書かれていました。
なるほど、反対から読んでも「だんしがしんだ」になります。

2011-12-12

餅つき大会

先日の日曜日、自治会で恒例の餅つき大会をしました。餅つき大会では、自治会員に対して無料のおもち券を2枚配ります。また、当日、おもち券(200円)、お雑煮券(200円)の販売もしています。

餅つき大会の前日は、午後からその準備をしました。あんこは、40kgも用意しました。ほかにからみもち用のダイコン、きなこ、お雑煮用の具材などびっくりする量でした。
自治会役員だけでは足りないので、協力者を集め、小学校のPTAでつくる「おやじの会」の若手に餅つきの協力を得て行っています。

当日は、天気がよく、わりと暖かかったので助かりました。業者が用意した3台のうすでおもちをつきます。つくのは、「おやじの会」のメンバーが中心で、小学生も、年配者も餅つきをしていました。

私は、初めは券の販売を担当し、途中からおもちの引換を担当しました。おもちの引換のために20~30mの長い行列ができます。

たくさんの人が集まり、あいさつを交わしながら餅つきをながめたり、おもちの引換をして、交流することができました。
たいへんでしたが、このような交流の場を設けることは、とてもよいと思いました。

写真は、餅つき大会のスタートしたばかりの時の写真です。その後、たくさんの人が集まってきたので、写真を撮る時間がなくなってしまいました。


2011-12-04

イルミネーション

各地のイルミネーションの点灯式がニュースで紹介されています。

我が住宅管理組合もイルミネーションを7年前からやっており、今日、飾りつけを行って点灯しました。
この飾りつけは、私が属している情報化専門委員会のメンバーと有志で行っています。私は、今年からこの情報化専門委員会のメンバーになったので、初めて飾りつけに参加しました。

昨年までは、会社の帰りにこのイルミネーションを見て、なんとなくホットした気分になりました。心を和ましてくれました。居住者の評判も上々です。

準備する側になって、飾りつけはとても大変だということが分かりました。しかし、点灯してみると、その苦労は吹き飛んでしまいました。

写真からは、大きさが分かりにくいと思いますが、写真中央の青いツリーの高さは4メートル以上はあると思います。

このイルミネーションは1月7日まで、午後5時から午後10時まで点灯します。


2011-12-01

隠し絵

何気なく500円硬貨を斜めから見ていて気づいたのですが、500の「0」の文字の中に縦に500円と小さく刻まれていました。2000年以前のものには、無いようです。

最近見たテレビ番組で、パスポートの顔写真のあるページの右余白にブラックライトを当てると同じ顔写真が浮かび上がるということを紹介していました。

これらは、偽造を防止するためだと思います。気づかないところで、いろいろな工夫がされていることに感心しました。既に知っている人にとっては、驚くようなことではありませんが、はじめて知った時のこの「へえ~~」という驚きを大切にしたいと思います。

安野光雅の「もりのえほん」で、木々のなかに隠れている動物をみつけるという楽しい時間を過ごすことができます。

2011-11-30

新しい活動

退職したら博物館や美術館でボランティア活動をして、いろいろな知識を深められたらいいなと思っていました。
会員になっている「江戸東京博物館 友の会」の広報部会でWeb担当者を募集していたので、それに応募しました。そして、10月に前任の方からの引き継ぎを行って、現在、Webの更新を行っています。

この広報部会では、「えど友」という会報を年6回発行し、Webサイトを運営しています。また、友の会として、セミナー、見学会などの催事を運営しています。
部会のメンバーの方は、江戸に関係する知識が豊富で、勉強になります。また、文章が上手なので、私もスキルアップしていこうと思っています。


2011-11-21

北京旅行(6) 頤和園その他

北京旅行は、いままで紹介してきた他に、次の場所を観光しました。
  • 水族館(富国海底世界)     ガイドブックには、★一つですが、「アジア最大級の120mの水中トンネルがある」と書かれていたので、興味を持って行きました。やはり、★一つでした。
  • 天壇公園(世界遺産)       この公園にもたくさんの観光客が来ていました。結婚式の衣装を着たカップルが記念写真を撮っているのを数組見かけました。 

上の写真にもあるように公園をでるまで、まっすぐな道が800mもあります。とても広い
公園でした。天壇公園から瑠璃廠まで、数キロあるのですが、歩いていくことにしまし
た。
途中に、吉野家があったので、そこで昼食をとることにしました。日本の吉野家は、従
業員がテキパキと仕事をしていますが、こちらでは、従業員が多いせいか、テキパキ
感はありませんでした。    
  • 瑠璃廠(るりしょう)     古い建物が残っているところで、書画などのお店がたくさんあるところでした。ここでも、呼び込みが多くいて、ゆっくりと見て回ることはできませんでした。
  • 雑技(サーカス)(北京工人倶楽部 金沙劇場)    開演時間に少し遅れて到着しました。劇場の前は、観光バスがぎっしり停まっていました。サーカスは、久しぶりに観たので、興味深く楽しめました。クライマックスは、球状の金網の中で、オートバイがぐるぐる回るというものです。最初は、1台の中にオートバイが入り2台、4台とオートバイが増えていきます。
  • 頤和園(いわえん)(世界遺産)        クルマの外でタバコを吸いながら携帯電話をしているタクシーの運転手がホテルの前にいました。電話をしているときの態度がいい感じではなかったので、このタクシーには乗りたくないと思いながら、その感じのよくないタクシーに乗ることになりました。タクシーの中で、ガイドブックの頤和園のページを見ていました。頤和園に着くと、すぐタクシー待ちをしていた人が前のドアの取っ手に手をかけ、私の降車を待っています。私は、料金を支払い、頤和園の入場券売り場に向かって歩きました。10メートルくらい歩いていたところ、あのタクシー運転手が私を追いかけてきました。何かと思ったら、ガイドブックを持ってきてくれました。私は、タクシー料金を支払うときにガイドブックを座席において、そのまま降車したようです。助かりました。人は見かけだけで判断してはいけないと思いました。いい経験をしました。
仁寿殿前の麒麟像

小学生が遠足にきていました

蘇州街: 乾隆帝が蘇州の町を気に入り、その街並みの一部を再現させたそうです。
  • 南鑼鼓巷(なんらここう)(胡同 フートン)     ガイドブックには、おしゃれな街と書かれていましたが、あまり同意できません。
  • 北京国家体育場(鳥の巣)     トラックでセグウェイを140元で20分間乗ることができるので、トライしてみました。前に進むだけであれば、すぐに慣れました。細かい移動をするのには、もう少し練習が必要でした。いい経験ができました。



      宿泊したホテルの近くにあったIBMのビル  面白いかたちをしていました

2011-11-15

広尾

11月17日まで都立中央図書館で開催されている企画展「江戸城 天下人の城」を見に行きました。

日比谷線の広尾駅を降りて、有栖川宮記念公園の横にある南部坂を右手にドイツ大使館を見ながら上り、有栖川宮記念公園の中にある都立中央図書館に行きました。

広尾は、20代、30代の頃、時々行っていた場所です。40代以降も、通勤で広尾駅を通過していたので年に一回程度途中下車していました。憧れの場所であり、今は懐かしい場所でもあります。

結婚する前、奥さんが広尾にあるニュー山王ホテルに知っている人がいるので、一度そのホテルに行こうということになり、行ったことがあります。まさしくアメリカでした。高見山関がレストランに来ていたのを覚えています。

広尾駅からすぐのところにあるナショナルスーパーマーケットは老朽化のため、この10月31日に一旦閉店したようです。現在は、駐車場に小さな仮店舗ができていました。隣にあった「サーティーワンアイスクリーム」は、今も健在です。

ドイツ大使館の塀に東日本大震災の支援活動の写真が貼ってありました。



有栖川宮記念公園は、素敵な公園です。若い頃、このような公園の近くに住みたいと思っていました。今回は、あまり時間がとれなかたので、また、別の機会(平日の午前中)にゆっくりと公園の中を散策しようと思います。今日は、たくさんの子どもが遊んでいました。



都立中央図書館: なぜか小学生が寝転んで勉強していました。

図書館で、企画展「江戸城 天下人の城」を見学し、5階のカフェテリアで休憩しました。昔、このカフェテリアから、隣のテニスコートがよく見えていましたが、今は、大きな木で少し視界が遮られていました。年月の経過を感じました。

2011-11-06

北京旅行(5) 万里の長城

4日目 朝起きると、窓の外は雨でした。万里の長城に行くのに雨が降っているのでがっかりしていましたが、9時ごろから晴れてきました。前日まで、霞んでいた空も、雨で汚染物質が流されたのか青空になりました。

万里の長城には、現地ツアーで行くことにしました。日本語ガイドがつくツアーは、集合場所まで通勤ラッシュの地下鉄に乗って、50分程度かかります。英語ガイドのツアーであれば、泊まっているホテルでピックアップしてくれるので、英語ガイドのツアーを申し込みました。
万里の長城の他に世界遺産に登録されている「明の十三陵」(みんのじゅうさんりょう)にも行くツアーを選択しました(旅行では、世界遺産に登録されている場所にできるだけ行きたいと思っています。)。
そのため、万里の長城は、八達嶺(はったつれい)長城が代表的なのですが、慕田峪(ぼでんよく)長城に行くことになりました。
ガイドブックには、「混雑がない慕田峪長城が穴場でおすすめ! 八達嶺長城は有名過ぎて、中国人観光客で常に大混雑している。」と書かれていました。

予定時間を少し遅れてツアーバスが到着しました。参加者は、20名程度でした。泊まっているホテルは、北京北部のオリンピック公園の近くなので、他のホテルには寄らず、明の十三陵に向かいました。

明の十三陵は、1400年頃から造られた13人の皇帝の陵墓で、そのエリアは40km2もあるそうです。このツアーでは、そのうちの神道(参道)に行きました。観光客は少なく、そのほとんどは外国人で、中国人観光客はほとんどいませんでした。
広々とした参道は一直線に伸び、道の両側に人物、動物などの像が建ていました。




早めの昼食を食べ、万里の長城に向かいました。バスの中から、小さな町や村などの様子を見ることができました。

万里の長城(慕田峪長城)のふもとに着き、道の両サイドに土産物の露店が並んでいるところを通り抜け、リフトで長城までいきました。ガイドブックのとおり、来ているのはほとんど外国人で、すいていました。
長城では、歩くというより階段を登り降りする感じで進みました。こんな場所によく造ったものだと感心しました。在職中は、4階まで階段で上がるのも大変でしたが、何とか長城の急な階段も上ることができました。
帰りは、スライダー(滑り台)をブレーキのついたそりで滑り降りました。ところどころに監視員がいて、ブレーキをかけるよう注意しているので安全でした。




2011-10-27

北京旅行(4) 景山公園、北海公園めぐり

3日目 故宮(紫禁城)のすぐ北側にある景山公園にいきました。ガイドブックには、「故宮を北から一望できる絶景ポイント」と記書かれていたので、期待して行きました。

この公園の入場料は、2元(26円)です。公園のなかでは、太極拳、ラケットとボールを使った踊り(写真参照)、新体操で使うようなリボンを使った踊りなどをしているグループがいました。公園の中の景山(築山)(高さ43m)に上りました。ガイドブックに書いてあるとおり故宮が一望できました。青空であれば、更にきれいに見えたと思います。


故宮が一望できました:

次に、故宮の西側にある北海公園に行きました。この公園は、1000年以上前にできた公園で、とても広い公園でした。公園の入場料は、10元(130円)でした。
この公園では、二胡の演奏に合わせて歌っている人達、大きな筆に水をつけて、石畳に漢字(漢詩?)を書いている人達、民族衣装を着て踊っている人たちがいました。





● 昼 食 
公園をでると、ガイドブックに載っていたレストラン(食堂)があったので、そこで昼食を食べました。
写真つきのメニューをみて、食べきれないだろうと思いながら、指でさして水餃子、チャーハン、ビールを注文しました。店員が何か聞いているのですが理解できません。隣の席に欧米人3人と中国人1人のグループが食事していたので、店員がその中国の人に頼んで、英語で「水餃子は、肉と野菜、どちらがよいですか」と尋ねてくれました。助かりました。肉の水餃子を選びました。

北京では、燕京ビールをよく飲みました。この燕京(えんきょう)ビールは、北京の地ビールで、軽い飲み口で、冷えていました。(中国では、ビールは冷やしていないと聞いていましたが、冷えていました。)

パックされた状態で、取り皿などがテーブルの上に置かれました。日本のおしぼりのように、工場で取り皿などを洗っているようです。これは、他のレストランでも出されました。

水餃子、チャーハンともおいしくいただきましが、やはり多すぎて、チャーハンを半分残してしまいました。

食堂:

2011-10-25

北京旅行(3) 天安門・故宮

旅行2日目、天安門と天安門の後ろにある世界遺産の故宮(紫禁城)を見学し、王府井(ワンフーチン)で昼食をとりました。

天安門は、故宮の正門として作られたものだそうです。
天安門には、観光客がたくさん来ていました。入場券を買って天安門に入るために入り口に行きました。しかし、入場させてくれません。中国語で何か言われているのですが、当然、理解できず様子をみていたところ、バックは持ち込めないので、バックの預かり所にバックを預けることになっていることがわかりました。
バックを預けて、中に入りましたが、空港にあるような金属探知機をくぐって一人ずつボディーチェックを受けました。係員のぞんざいな対応に嫌気が差しました。
ようやく、天安門にあがれました。
天安門前は、他に例がないような広大な広場になっていました。

天安門:

天安門広場:

天安門広場:広さが実感できないので、ウィキペディアにあった写真を転載しました。


故宮(紫禁城)は、とても広く、東京ドームの15.5個分の面積があります。いくつもの大きな門がありましたが、どれも同じような作りでした。また、たくさんの建物から構成されていました。故宮の中には、ほとんど樹木、芝生などがないのが不思議でした。

故宮:
故宮:
故宮:

故宮は、広すぎて全部を見て回ることはできませんでした。途中にあった出口から出て、乗合いの電気自動車で入り口近くにもどりました。

天安門前の地下鉄から一つ目の王府井(ワンフーチン)駅に行きました。王府井は、銀座のような繁華街ですが、路地に入ると古い北京の街並み「胡同」(フートン)があります。食事をしてから近くの胡同を見て回りました。
日本では、見たことがないようなものも売っていました。串に刺さっているものは、何かわかりますか。動いているサソリです。気味が悪いですね。


食事したレストラン(食堂)には、トイレがなく、いくつかの大きな店に入ったのですが、トイレが見つかりません。王府井の入り口近くに、マクドナルドの店があったので、そこまで戻り、トイレをすませました。清潔なトイレで、安心しました。今回は、トイレのみの利用でした。

2011-10-23

世界遺産ヴェネツィア展

江戸東京博物館で12月11日まで開催されている「世界遺産ヴェネツィア展」に行ってきました。

ヴェネツィア(ベニス)は、今、最も行ってみたい都市の一つです。旅番組でベニスが取り上げられていると、いつも見てしまいます。

20年前に、塩野七生著「海の都の物語―ヴェネツィア共和国の一千年」(上・下)(中公文庫)を読みました。また、1~2年前に新潮文庫で、同じ本が分冊になったものとは知らずに読みました。読み進んでいくうちに、以前読んだことのある本だと気付き、新潮文庫は3冊で終わりにしました。

この本で、ヴェネツィアが独立を保つ(他国から攻められても防衛できるようにする)ために、わざわざ、住みにくい干潟(ラグーナ)に住み着くことを決意して、そこに今みても素晴らしい都市(国)を築いたことに感心しました。建物の下には、無数の木の杭を打ち込んで基礎を作りました。木の杭は、腐るのでダメだと思っていましたが、そうではないようです(以前知ったのですが、丸の内にあった旧三菱一号館も木の杭を使っていたとの展示がありました。)。
雨水を貯めて、それをろ過して飲み水にする工夫も説明されていました。水路がたくさんありますが、水が淀まないように、常に水が流れる工夫もしているなど都市の整備、政治制度、貿易ルートを確保するための方策など、興味深く書かれています。

世界遺産ヴェネツィア展では、この本で紹介されていたガレー船の模型、航海で必要な観測機器、地球儀、貴族の遊びで使われたいろいろなゲーム類、ヴェネツィアンガラスの巨大なシャンデリア、貴族の館の模型、絵画などが展示されていました。興味深く、見て回りました。

平日に行ったのですが、混んでいました。メモをとりながら、見学している人を何人も見かけました。


2011-10-21

北京旅行(2) 地下鉄

北京での移動は、地下鉄とタクシーを利用しました。

北京の地下鉄は、東京、ロンドンなどと同じように網の目のように通っていました。
地下鉄の料金は1回の乗り降りで2元(26円)でした。一駅区間でも20駅区間でも料金は同じです。観光客としては、安く感じます。

切符はプラスチックのカードで、スイカ、パスモのように機械にタッチして改札を通ります。駅を降りるときに改札口の機械で切符が回収されるようになっています。

改札を通る前に、バッグを持っている場合には、空港でのセキュリティ検査のようにX線検査が義務付けられていました。

駅によっては、ホームで待っている人にマイクで整列を呼びかけている専任の人がいました。中国では、我先にという感じの人が多いように思います。

車内では、スマートフォンを持っている人もよく見かけました。また、車内での通話は禁止されてはいないようでした。

どこかで見たことがあるのですが、北京の地下鉄のトンネル内の壁面に通過する電車から見えるように画像が表示されるところがありました。

新しい路線では、ホームドアも設置されていました。車内放送は、中国語と英語で案内しています。ただし、中国語の読みが分からないので、銀座線のような路線の駅名を表示したパネルの下で点滅するランプによって、電車の到着駅を確認していました。

夜10時過ぎのオリンピック公園の一つ手前の駅(北土城駅)のホームと車内の写真を撮りました。この路線は、オリンピックのために作られた路線で、全部で4駅しかありません。ホームも特にきれいでした。

8号線 北土城駅のホーム:

車内:

2011-10-20

スティーブ・ジョブスのスタンフォード大学卒業祝賀スピーチ

アップルのスティーブ・ジョブスが亡くなられて、2週間がたちました。
「スティーブの才能、熱意、エネルギーは、すべての人々の生活を豊かにし、改善するための数限りないイノベーションの源泉となってきた。スティーブのおかけで、世界は計り知れないほど豊かになった」とアップルの取締役会は声明を発表しました。
また、ソフトバンクの孫正義社長は、「レオナルド・ダ・ヴィンチにも匹敵する人でした。」とコメントしていました。

うちの奥さんが読んでいた本の巻末にスティーブ・ジョブスがスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチが載っていました。スピーチの内容がよかったので、子供にも読ませようと言い、私にも読むことを勧めたので、私もスピーチの部分を読んでみました。

一読する価値のあるスピーチでした。ネットで調べたところ、2005年6月12日に行われたスピーチで、翻訳文と動画がありました。お勧めします。

スタンフォード大学卒業祝賀スピーチ(翻訳)PDF


2011-10-17

北京旅行(1)

私が、以前参加していた国際会議が北京で開かれるので、それに合わせて、先週、北京に旅行しました。
現在は、この会議のメンバーからはずれているので会議には出席しませんでしたが、公式パーティーには参加しました。会議出席者と同じホテルに泊まったので、朝食時などに、海外メンバーと再会することができました。

日本からの便が使用する北京空港の第3ターミナルは、オリンピックに合わせて完成したので、新しくとても立派なターミナルでした。

外に出ると、北京の空は、スモッグ(大気汚染)で霞んでいました。曇りでもないので、不思議な感じがしました。道路は広く、クルマであふれていました。また、道路沿いに高層ビルが林立し、東京よりも高層ビルが多いように感じられます。バイタリティのある国です。
今後、大気汚染なども克服して、更に発展していくのだろうと思いました。

私が、中学生の頃の東京も大気汚染がありました。校舎の屋上で、天体望遠鏡を使っていたとき、ススが降ってきたので驚いたことを記憶しています。また、東京と田舎の違いは、山並みが見えるのが田舎で、山並みが見えないのが東京だと思っていたことがあります。
数十年前の東京も今の北京と同じような大気汚染の状況でした。

北京空港第3ターミナル:

2011-10-03

平日の水族館

すっかり秋めいて、気温が下がり、天気もよかったので葛西臨海公園まで散歩しました。公園で、芝を刈っているところの横を歩いていたら、バッタなどがたくさん飛び出してきたので、びっくりしました。平日でしたが、葛西臨海水族園の前の広場では、大道芸も行われていました。休日と較べると観客は少なめでした。

久しぶりに葛西臨海水族園に入りました。混んでいると、水槽をよいポジションで眺めるのは大変ですが、今日は、ゆっくり見ることができました。



2011-09-29

うだつ

「うだつがあがらない」という言い方を聞いたことがあると思います。それでも、「うだつ」とは何か?、「あがらない」とはどこに?・・・ よくわかりませんでした。

江戸文化について勉強しているときに、「うだつ」のことがでてきました。
ウィキペデアでは、「町屋が隣り合い連続して建てられている場合に隣家からの火事が燃え移るのを防ぐための防火壁として造られたものだが、江戸時代中期頃になると装飾的な意味に重きが置かれるようになる。自己の財力を誇示するための手段として、上方を中心に商家の屋根上には競って立派なうだつが上げられた。」と説明しています。

9月25日に、自治会の日帰りバス旅行で長野県東御市にある海野宿(うんのじゅく)などに行きました。この海野宿は、「日本の道百選」に選ばれ、「重要伝統的建築物群保存地区」になっているところです。

写真にある建物の左右両サイドの2階手前にあるのが「うだつ」です。写真にある「うだつ」は明治になってからのものだそうです。これで、防火に役立つのか疑問ですが、実物を見ることができたので、満足しました。
「重要伝統的建築物群保存地区」の家に住んでいる方々は、外観の改築はできないと思うので、苦労されていると思いました。


2011-09-28

ブログの表示を変えてみました

Google Japan Brogに、 「Dynamic Views では、今までにないブラウジング経験を提供し、より簡単に、より速く、インタラクティブな方法でブログを閲覧することができるようになりました。」とのお知らせがありました。
 そこで、このDynamic Views を使用してみました。
黒いバーにある単語を選択すると、表示が変わります。
いかがでしょうか。

2011-09-26

女性指揮者

先日、三ツ橋敬子指揮のコンサートに行きました。開演前、ロビーでよく知られた楽曲のミニコンサートが行われたので、開演まで楽しい時間を過ごすことができました。

三ツ橋さんは、昨年、アルトゥーロ・トスカニーニ国際指揮者コンクールで準優勝された方です。また、小澤征爾のアシスタントを務めたこともあるそうです。

女性の指揮者では、西本智実が有名ですが、他に知っている女性指揮者はいません。世界的にも、女性指揮者は、まだ、ほとんどいないのが現状です。

イタリアをベースにして活動しているようですが、オーケストラをまとめるということは、とても大変なことだと思います。
三ツ橋さんは、江東区出身ということで、江戸川区に住んでいる私としては、とても親近感をもちました。世界的な名指揮者になることを期待しています。

三ツ橋さんについては、情熱大陸でも紹介されました。
 http://youtu.be/dLozI73fXro

2011-09-20

安野光雅の絵本展

横浜のそごう美術館で10月10日まで開催されている「安野光雅の絵本展」に行きました。
親子連れも多く、楽しそうに作品の話をしながら鑑賞していました。

私も、作品を見ながら、発想力の豊かさ、細かい部分も丁寧に描いていること、アンパンの絵のリアルさ、俯瞰して描いている村や町の楽しさなどを感じながら鑑賞しました。

以下、展覧会から外れてしまいますが、美術館のショップで、展覧会の図録、「天は人の上に人をつくらず」(童話屋、文庫本)、「絵のまよい道」(朝日文庫)を買いました。安野さんは、絵の他に著作もたくさんあります。

「天は人の上に人をつくらず」の表紙に、次の文が書かれています。
------------------
私には夢がある。いつの日か、谷間は高められ、丘や山は低められ、でこぼこしたところは平らにされ、曲がりくねったところはまっすぐにされ・・・・」(キング牧師)
わたしは、この言葉を声に出して読むことができない。読もうとすると声がふるえてしまう。リンカーンの「奴隷解放宣言」も、福沢諭吉の「天は人の上に」もそうだ。
------------------
表紙が興味深かったので、一気に読みました(本文は60ページ程度です)。
キング牧師のワシントン大行進での演説(私には夢がある I have a dream)は、20世紀の名スピーチと言われているようです。
ミュージカル「マンマ・ミーア!」のはじめとおわりに「I have a dream」という歌が歌われています。I have a dreamは、いい言葉だと思いました。

私には夢がある」といえる自分でありたいと思います。

2011-09-18

天を恨まず

先日のNHKニュースで、3月22日のNHKニュースでとりあげた階上(はしかみ)中学校の卒業式での答辞のシーンと、その答辞のニュースを見て感動した人の取り組みなどを紹介していました。

生徒が泣きながら次の答辞を述べました。感動的なシーンでした。
(この3月22日のNHKニュースをYouTubeで見つけました。)

答辞:
-------------------
“階上中学校といえば防災教育”と言われ、
内外から高く評価され、十分な訓練もしていた私達でした。

しかし、自然の猛威の前には人間の力はあまりにも無力で、
私達から大切なものを容赦なく奪っていきました。

天が与えた試練と言うには惨すぎるものでした。

辛くて、悔しくて、たまりません。

しかし、苦境にあっても天を恨まず、
運命に耐え助け合って生きていくことが、
これからの私達の使命です。
-------------------

答辞で述べた「天を恨まず」という言葉にたくさんの人が感動したようです。

この答辞を聴きながら、ミュージカル「サウンドオブミュージック」の最後で、ナチスに追われたトラップ一家がオーストリアから山を越えてスイスに逃れるシーンで歌われる「すべての山に登れ」を思い出しました。
-------------------
夢は 与えられるだけの愛を与えてこそ叶うもの
生きている限り毎日 いつでも

すべての山に登りなさい
すべての小川を渡り
すべての虹を追いかけなさい
夢が叶うまで

A dream that will need All the love you can give
Everyday of your life For as long as you live

Climb every mountain Ford every stream 
Follow every rainbow Till you find your dream
-------------------
今まで、へこんでいるときに、よくこの歌を思い出しました。
いろいろな壁(山)にぶつかっても、天を恨まず、立ち上がって、壁(山)を乗り越えていきたいものです。


「すべての山に登れ」

2011-09-15

「そなエリア東京」に行きました

友人と一緒に、最近、ニュース番組などで紹介されている「そなエリア東京」に行きました。最寄駅は、りんかい線の国際展示場駅になります。

首都直下地震が起こった場合、救助されるまでの72時間をどう生き残るかを体験学習するための施設です。

ツアー時間に受付で、ニンテンドーDSを受け取り、エレベータに乗るところからツアーが始まります。
デパートの10階からエレベータで下に降りるときに地震が発生し、デパートの外にでると被災した街が再現されていて、ニンテンドーDSに表示される問題に答えながら回るというものです。回答の結果、72時間後の生存率が表示されます。私の72時間後の生存率は70%でした。

M7級の首都直下地震が今後30年以内に起きる可能性は70%」というパネル展示がありました。阪神・淡路大震災は、M7.3なので、それに近い地震が起こる可能性があるということになります。東京に住んでいる限りは、大きな地震が起きる前提で、我が家も「そなえる」ことが必要だと思いました。

見学が終わったあと、他に客がいないレストランで昼間からビールを飲んでしまいました。
お台場に遊びに行くときは、この「そなエリア東京」もコースに入れておくとよいと思います。お勧めです。

2011-09-12

中秋の名月

9月12日は、旧暦で8月15日で、「中秋の名月」です。また、今年の中秋の名月は、満月になります。
(旧暦の8月15日は、必ずしも満月ではないようです。)
旧暦では、秋は7月(初秋)、8月(仲秋)、9月(晩秋)を指します。また、「中秋」は、秋の中間ということで、8月15日になります。

年賀状に「新春のお慶びを申し上げます」と書くことがありますが、旧暦の春が1月、2月、3月となっているためです。

我が家では、中秋の名月に、お団子を供えたりすることはしていません。お団子を供えたりしている家はどの程度あるのでしょうか。

中国では、「中秋節」として祝日になり、月餅を食べる習慣があるようです。

お団子はありませんが、今夜は晴天のようなので、しっかりと月を眺めようと思います。

2011-09-06

交通安全

地元の「交通安全の集い」に参加しました。自治会は、交通安全の活動にも協力しています。駐車禁止パトロール、防犯パトロールなども警察、自治体と協力して行っています。
交通安全の集いで、「ここで学んだことを、他の人にも伝えていただきたい」との話がありましので、聞いた内容の一部を紹介します。

自転車安全利用五原則:
1. 自転車は車道が原則、歩道は例外
例外: 道路標識等で指定された場合
運転者が13歳未満の子供や70歳以上の高齢者、体が不自由な方
道路工事や車道が交通混雑で危険な場合
2. 車道では左側を通行
3. 歩道では歩行者優先で、自転車は車道寄りを徐行
4. 安全ルールを守る
飲酒運転禁止
夜間ライト点灯
並進禁止
交差点での一時停止と安全確認
二人乗り禁止
信号を守る
5. 子どもはヘルメットを着用

また、自転車での、「傘差し運転等の禁止」、「運転中の携帯電話使用等の禁止」があり、罰則が「5万円以下の罰金」となっています。
心当たりのある方は、注意が必要です。

自転車による事故が増えているようです。
家の近くでも自転車の利用者が多く、ルールを守っていない自転車利用者をよく見かけます。

私は、ほとんど自転車には乗らず、歩くようにしています。

2011-09-01

観光路線バス

江戸東京博物館でセミナーを受講する前に、東京スカイツリーを見に行きました。平日のためか、スカイツリーを見に来たような人は見かけませんでした。

ここから江戸東京博物館に行くため、近くのバス停をチェックしたところ、両国行きのバスがありました。このバスは、観光路線バス「東京→夢の下町」というもので、このようなバスがあることを初めて知りました。

両国まで、バスは停まらないので、10分程度で行くことができました。乗客は、外国人が2名、私を含む日本人が3名だけでしたので、ゆったりでき快適でした。欠点は、本数が少ないことです。

バスの外観は、都バスとは異なり、後部座席の方には丸窓がついていました。外観は、レトロな感じです。

このような観光用のバスに、外国人がたくさん乗るようになることを期待しています。

2011-08-30

パソコン教室

自治会の活動の他に、6月から住宅管理組合の情報化専門委員会のメンバーになりました。この委員会の主な役目としては、管理組合のホームページの管理、サーバー管理、ネット業者との調整窓口など、情報系の管理、調査をしています。

先日、この委員会で「パソコン教室」を行いました。内容としては、
パソコンについてある程度の知識を持っている人を対象に「プログラミングについて」の勉強会、
相互にパソコンの便利なアプリケーションやテクニックの紹介
パソコン初心者を対象に、個別の質問に回答
などです。

コンピュータ技術者からパソコン初心者まで、幅広いレベルの人の参加がありました。レベルによって興味のあるところに参加していただきました。

この教室を通じて、相互に教えあったりするので、自分の勉強にもなりました。また、近所の人を知ることができました。

2011-08-25

起業家 山口絵理子さんに注目

私が、注目している人の一人である山口絵理子さんがBSプレミアム「地球テレビ エル・ムンド」にゲスト出演しました。
夜11時から始まるこの「エル・ムンド」という番組は、とても興味深く、おすすめの番組です。この番組を見ると、「ワールド・ビジネス・サテライト」が見られなくなるのが残念なのですが。

山口絵理子さんは、「マザーハウス」の代表取締役で、「裸でも生きる」、「裸でも生きる2」の著者でもあります。日本橋丸善でこの「裸でも生きる」という本が平積みされていたのを見て、興味を持ちました。「裸でも生きる」は、読み始めたら止まらず、一気に読んでしまいました。
その後、ネット上に山口絵理子さんの事業活動を紹介したTBSの「情熱大陸」の動画があったので、その動画も見ました。
その生き方、実行力に、感動しました。

貧困の解決を模索し、ビジネスを通じてこそ社会に持続可能で大きな変化を起こせると気づき、「途上国から世界に通用するブランドをつくる」と決意したそうです。その決意と、その実行力に頭が下がります。

山口絵理子さんについて、興味がある方は、次のサイトなどをご覧になることをお勧めします。


2011-08-24

仕事の10カ条

「大江麻理子のモヤモヤとーく」で、大江さんが宇宙開発の現場で行われている危機管理について話していました。
話の最後に、映画「アポロ13号」に登場しているフライトディレクター(運用管制主任)のジーン・クランツの仕事の10カ条を紹介していました。

1. Be Proactive .    (先を見越して動け)
2. Take Responsibility (自分の担当は自ら責任をもて)
3. Play Flat-out    (きれいになるまでやりとうせ) 
4. Ask Questions    (不確実なものはその場で質問をして把握せよ)
5. Test and Validate All Assumption  (考えられることはすべて試し、確認せよ) 
6. Write it Down    (連絡も記録もすべて書きだせ) 
7. Don‘t hide mistakes (ミスを隠すな、仲間の教訓にもなる) 
8. Know your system thoroughly  (システム全体を掌握せよ) 
9. Think ahead          (常に、先を意識せよ) 
10. Respect your Teammates   (仲間を尊重し、信頼せよ)

この10カ条は、多くの人に役立つのではないかと思います。
10カ条で思い出すのは、電通の「鬼十則」です。これは、若いときによく読みました。

2011-08-14

チームワーク

なでしこジャパンの佐々木監督が、オヤジギャグも使い、チームをうまくまとめていたという紹介が多数されています。その中で、次の記事が興味深かったので、一読されることをおススメします。
佐々木則夫監督となでしこたちの1300日戦争 貧乏に負けなかった

私も、在職中は、女子社員が多かった職場にいたので、この記事を読みながら、反省させられることが、多々ありました。退職してから、反省してもどうしようもありませんが。

「お前をちゃんと見てるよ」という言葉が、でてきます。チームで仕事をする場合、メインの業務にばかり目がいきますが、それをサポートする業務など、全てに目配りをすることが大切だということが、よく分かります。

2011-08-11

絵の練習(5)

絵の教室に行きました。今回は、テーマが花なので、前日、近くの花屋さんでニチニチソウを買い、その花を描くことにしました。
ミスしているところが多々あるので、アップするのは恥ずかしいのですが、今後の上達への一過程としてアップしました。

学んだ点:
● 花、葉の特徴をつかむこと。あまり、忠実にとらわれすぎないこと。
● たくさん描いて、自分なりの表現方法をつかむこと。
● みどり色にセピアを混ぜると、自然な感じのみどり色になる。

次回は、お菓子の入った袋を描きます。袋のシワ、ゆがんだ文字などを表現します。



2011-08-08

盆踊り大会

8月6日、7日の両日、5自治会合同の納涼盆踊り大会を行いました。
私は、会場警備担当として自転車の誘導と、会場のゴミ箱のゴミ袋交換などを行いました。

各自治会、学校のPTAなどが模擬店を出して、満員電車のように人があふれていました。インド料理のレストランも模擬店を出していて、人気でした。

私が住んでいる地域も、高齢化が進んでいるようです。しかし、盆踊りがはじまる前に行う子供を対象にしたビンゴ大会では、あっと言う間に子供たちが集まり用意したビンゴカード300枚を全て配ることができました。
毎年、すごい人気のようです。息子も小さいときは、楽しみにしていました。

私自身は、子供が小さかった時に、一緒に盆踊り会場に行きましたが、その後は、ほとんど盆踊り会場には行きませんでした。
この2日間を通して、盆踊り大会は、子供たちにとって思い出に残るイベントなんだなと思いました。
 盆踊り大会は、その点をしっかりと捉えて運営していくべきだと思いました。


2011-08-04

江戸文化の講演会にいきました

江戸東京博物で「都市の変容と文化の成熟  ①江戸の出版業」というテーマの講演を聴いてきました。

江戸時代のはじめは、書籍の多くは京都で出版されていましたが、100年を経過するころから江戸で、多くの書籍が出版されるようになりました。
徳川家康の時代に銅製活字印刷で作られた「駿河版」というものがありましたが、ほとんど木版製版印刷(木の板に文字、絵などを彫って印刷する方法)が行われました。
木版製版印刷は、振り仮名をつけたり、挿絵の挿入が容易なため、この印刷方法が主流になったと考えられます。

1808年、江戸には貸本屋が656軒あったそうです。人口100万の都市でしたから、1500人に1軒の割合であったことになります。当時の貸本屋は、お店での貸本というより行商による貸本屋が大部分だったようです。

2011-07-28

数学ブーム

今週のポッドキャスト「大江麻理子のモヤモヤとーく」は、特別講義として数学をテーマにしていました。

また、昨日放送されたNHKの「クローズアップ現代」では、「大人がハマる“数学ブーム”の謎」というテーマで「オイラーの贈物―人類の至宝eiπ=-1を学ぶ」という本を70日間かけて勉強したサラリーマンの紹介がありました。
また、「いかにして問題をとくか」という本を活用して東大ボート部の新入部員を大幅に獲得した成功事例の紹介がありました。

モヤモヤとーくで、大江麻理子さんは、この「オイラーの贈り物」を購入しましたと話していました。
「いかに問題をとくか」は、私も四十数年前に読んだので、懐かしく思い出されました。その頃の私は、数学に興味をもっていて、雑誌「数学セミナー」を毎月読んでいました。

モヤモヤとーくで取り上げられた問題を紹介します。

0.999999・・・・・は、1であることを証明せよ。

0.99999・・・・・をAとおく。
0.99999・・・・・×10= A×10
9.99999・・・・・=10A
9.99999・・・・・ - 0.99999・・・・・ = 10A - A
9 = 9A
1 = A
0.99999・・・・・ = 1

おもしろかったでしょうか?

2011-07-15

絵の練習(4)

絵の教室に、男性が一人入ってきたので、男性は2名になりました。

今回、描く対象は、パンです。
先生からグラデーションでうまく立体感を出すように言われました。ふわっとした感じがでればよいのですが。
対象物をそのまま描くことは、できません。なんとなく、その感じがでていればよいのかなと思います。

ブログで、画像の編集機能(picnic)として、フレームを追加するなどの機能がありましたので、試してみました。
絵がフレームに負けています。

次回は、花を描く予定です。



2011-07-13

多分、アガパンサス

毎日、30度以上の日が続き、日中、外を歩くのは大変です。 直射日光を浴びながらも、涼しげな感じで、薄紫のきれいな花が咲いていました。

撮った写真を見ながら、ネットで花の名前を調べてみました。

「花 紫 夏 たくさん」で検索したところ、アガパンサスにたどり着きました。

花言葉は、「愛の花」だそうです。




2011-07-11

360°エネルギー・ダイエット

会社でも、家庭でも国を挙げて、節電に取り組んでいます。しかし、二酸化炭素の削減も忘れてはならないことです。

ナショナル・ジオグラフィックのWebページで、「360°エネルギー・ダイエット」という企画があります。カーボンフットプリントを減らそうという取り組みです。


360°エネルギー・ダイエット」のWebページで、ダイエットの取り組みのためのチェックリストがあります。一読することをおすすめします。
チョット興味深いので、その一部を紹介します。

● ふだん購入している外国産の製品のうちの1つを、自国あるいは地元産の製品に変更する。
● 包装紙の代わりに、裏紙や雑誌、店の紙袋、カタログなどを使う。
● 週に1回はテイクアウトや使い捨ての容器に入った食べ物を買うのをやめて、家で食べるか、弁当を持参する。
● 携帯電話の充電が終わったら、必ずコンセントを抜く。
● シャワーの時間を1分以上短縮することをめざす。タイマーや防水式の腕時計を使うと便利だろう。ふだん風呂につかっている人はシャワーに切り替える。
● ダイレクトメールを減らすために、企業に連絡して名簿から自分の名前をはずしてもらう。

「ここまでしないといけないの」と思うような項目が、たくさんあります。できるところから取り組んでいきたいと思います。

● カテゴリー6:ごみの処理と削減
ここで重要なポイントは、3つのRでまとめられる。すなわち、reduce (減らす)、reuse(再利用する)、 recycle(再処理する)だ。処理場に送られるごみの量を減らすことは、ごみを運び、処理するためのエネルギーを減らすことにつながる。

私が住んでいる地域では、この4月から「古着・古布リサイクル移動回収」が始まりましたので、不要になった衣類は指定された日に収集場所に持っていくようにしています。毎月持っていきました。