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2012-01-30

勝負脳について

脳神経外科医 林成之氏が佐々木監督と対談している雑誌記事を読みました。林先生は、<勝負脳>の鍛え方 (講談社現代新書) 、脳に悪い7つの習慣 (幻冬舎新書)などの著書があります。

いろいろとヒントになることが述べられていました。

● 人間には、生まれたときから神経細胞が備わっていて、そこには「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」という三つの強烈な本能が組み込まれている。
● 勝負脳を作るには、否定語を使うな
「自分と反対の意見を言う人を嫌いになる」「自分を否定するような意見を聞くと機能を低下させる」といった例がある。
● 相手の心を開くには、相手のの脳に入ってしまうのがよい。脳には「同期発火」という仕組みがある。自分が一つのことを考えた瞬間に、目の前にいる人も同じことを考えるというもの。
同期発火を起こす方法で、「相手の言葉を使う」というやり方がある。
● 笑っていると、やる気を出すドーパミンという物質が分泌されて、勝負脳には最高です。

ネットで調べたら、次のサイトがみつかりました。興味のある方は、一読してみてください。勉強になると思います。

逆境を打破する勝負脳講座

2012-01-25

M7首都直下地震4年以内の発生確率70%

本日1月25日に大地震が起きるという噂が広がっていました。噂の発信源はわかりませんが、噂に惑わされないように、キチンとしたところから情報を得たいものです。

23日に 「M7首都直下地震4年以内の発生確率70% 」というニュースがありました。びっくりしました。いよいよ現実のものになりそうです。

東京大学地震研究所のホームページに詳しい情報が紹介されていました。
30年以内の発生確率は98%になるそうです。5年以内で確率が100%%になるわけではないようです。
「首都直下地震のような直下型の地震の場合は,家屋の倒壊や家具の転倒による死者が8割を占めると言われています.」とも書かれていました。
家にいることが多いので、家具類の転倒防止を確実にしていきたいと思います。

紹介したホームページからの引用:
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日本は,M7程度の地震への対策が技術的に可能な,世界でも数少ない国です.地震が起きる前,そして起きた瞬間にどうすればいいか,以下をご参考にしてください.
● 地震が起きたら,まず身の安全.「落ちてこない」「倒れてこない」「移動してこない」場所に身を寄せましょう.
● 揺れがおさまったら,落ち着いて火の元を確認してください.揺れている最中に無理に消そうとする必要はありません.
● ガラスが割れているかもしれません.あわてて行動しないように注意してください.
● 窓や戸を開けて,出口を確保してください.
● 門やブロック塀には近寄らないこと.倒れてくる恐れがあります.
● 家具類の転倒や落下防止をしておきましょう.これは自己責任です.
● 家の強度を確認しましょう.1981年6月1日以前に着工した建物は,古い耐震基準で建てられています.すみやかに耐震診断をうけてください.多くの自治体が補助をしてくれます.(自治体の防災課や危機管理室までお問い合わせください.)
● 診断の結果,補強の必要があれば,耐震補強をしてください.多くの自治体が補助をしてくれます.(自治体の防災課や危機管理室までお問い合わせください.)
● 地震が起きれば通信機器は使えなくなります.家族とどう連絡を取るか,ではなく,連絡が取れなくなったときはどうするか,を話し合っておきましょう.
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2012-01-12

合格商品

我が家では、息子がセンター試験を受けます。娘のときは、娘が塾に行っていたので、縁起担ぎでキットカット、五角形鉛筆などをもらってきていました。

娘の話では、合格祈願の語呂合わせ商品は、びっくりするくらいあるそうです。グーグルで「合格商品」で検索したら6480万件以上もヒットしました。私の時代には、そのような合格商品というジャンルはなかったと思います。
縁起担ぎは、古くからあるので、「トンカツ」、「カツカレー」を食べるというようなことはあったと思います。

桂三枝さんが、「日本語は、同音異義語がたくさんあるので、ダジャレが発達した。」というような趣旨の話をしていました。

ご存知のように
キットカット → きっと勝つ
五角     → 合格

先日まで、我が家にもキットカットがあったのですが、私がたくさん食べてしまいました。補充した方がよいでしょうか。

2012-01-05

国芳と広重の展覧会

「歌川国芳展おすすめです。」と書いてきた年賀状があったので、六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催の「没後150年 歌川国芳展」に行ってきました。
色が鮮やか、力強い、機知に富んでいる、構図が素晴らしいと思いました。
詳しくは、歌川国芳展のホームページの他、次の情報をご確認ください。

● 150年の時を経ても楽しい歌川国芳 その1「なぜ今、国芳か?」

● 人々を熱くした歌川国芳の画力 その2「元気がでます」ヒーローたちのパワー

● ウィキペディア 歌川国芳

国芳の代表的な作品の一つに次の絵があります。「だまし絵」の紹介のときによく使われる作品です。おもしろいですね。

歌川国芳 『みかけハこハゐが とんだいゝ人だ』:

この作品で思い出すのが、アルチンボルドの作品です。アルチンボルトは、16世紀の人です。

アルチンボルド 『夏』:


歌川国芳展を観てから、サントリー美術館で開催されている「殿様も犬も旅した 広重 東海道五拾三次 -保永堂版・隷書版を中心に-」展を観に行きました。

よく知られている保永堂版(初摺)と、その後摺(2版)、隷書版を比較展示していました。全体的には、保永堂版(初摺)の方がよいと思いますが、いろいろな情景を知る上では、隷書版もよいと思いました。

歌川広重: 東海道五拾三次 「日本橋」
左上: 保永堂版(初摺)、右上: 保永堂版(後摺)
左下: 隷書版


広重の浮世絵に興味のある方は、次のサイト(英語)がお勧めです。
● THE WOODBLOCK PRINTS OF ANDO HIROSHIGE


2012-01-02

新年を迎えて

元旦早々震度4の地震に見舞われました。油断するなとの警告のように思われました。
また、ユーロが98円にもなったようで、欧州の動向が気になります。リーマンショックを上回る経済危機がくるのか心配です。

自然環境も経済も不安なことが多々ありますが、前に向かって進んで行こうと思います。

桑田佳祐の「 明日晴れるかな」に次の歌詞があります。

> 奇跡のドアを開けるのは誰?
> 微笑みよ もう一度だけ
> 君は気付くでしょうか?
> その鍵はもう
> 君の手のひらの上に

勇気づけられる歌詞だと思います。

12月に取り付けたイルミネーションは、現在、正月バージョンになっていて、7日まで点灯します。