ページ

2011-11-30

新しい活動

退職したら博物館や美術館でボランティア活動をして、いろいろな知識を深められたらいいなと思っていました。
会員になっている「江戸東京博物館 友の会」の広報部会でWeb担当者を募集していたので、それに応募しました。そして、10月に前任の方からの引き継ぎを行って、現在、Webの更新を行っています。

この広報部会では、「えど友」という会報を年6回発行し、Webサイトを運営しています。また、友の会として、セミナー、見学会などの催事を運営しています。
部会のメンバーの方は、江戸に関係する知識が豊富で、勉強になります。また、文章が上手なので、私もスキルアップしていこうと思っています。


2011-11-21

北京旅行(6) 頤和園その他

北京旅行は、いままで紹介してきた他に、次の場所を観光しました。
  • 水族館(富国海底世界)     ガイドブックには、★一つですが、「アジア最大級の120mの水中トンネルがある」と書かれていたので、興味を持って行きました。やはり、★一つでした。
  • 天壇公園(世界遺産)       この公園にもたくさんの観光客が来ていました。結婚式の衣装を着たカップルが記念写真を撮っているのを数組見かけました。 

上の写真にもあるように公園をでるまで、まっすぐな道が800mもあります。とても広い
公園でした。天壇公園から瑠璃廠まで、数キロあるのですが、歩いていくことにしまし
た。
途中に、吉野家があったので、そこで昼食をとることにしました。日本の吉野家は、従
業員がテキパキと仕事をしていますが、こちらでは、従業員が多いせいか、テキパキ
感はありませんでした。    
  • 瑠璃廠(るりしょう)     古い建物が残っているところで、書画などのお店がたくさんあるところでした。ここでも、呼び込みが多くいて、ゆっくりと見て回ることはできませんでした。
  • 雑技(サーカス)(北京工人倶楽部 金沙劇場)    開演時間に少し遅れて到着しました。劇場の前は、観光バスがぎっしり停まっていました。サーカスは、久しぶりに観たので、興味深く楽しめました。クライマックスは、球状の金網の中で、オートバイがぐるぐる回るというものです。最初は、1台の中にオートバイが入り2台、4台とオートバイが増えていきます。
  • 頤和園(いわえん)(世界遺産)        クルマの外でタバコを吸いながら携帯電話をしているタクシーの運転手がホテルの前にいました。電話をしているときの態度がいい感じではなかったので、このタクシーには乗りたくないと思いながら、その感じのよくないタクシーに乗ることになりました。タクシーの中で、ガイドブックの頤和園のページを見ていました。頤和園に着くと、すぐタクシー待ちをしていた人が前のドアの取っ手に手をかけ、私の降車を待っています。私は、料金を支払い、頤和園の入場券売り場に向かって歩きました。10メートルくらい歩いていたところ、あのタクシー運転手が私を追いかけてきました。何かと思ったら、ガイドブックを持ってきてくれました。私は、タクシー料金を支払うときにガイドブックを座席において、そのまま降車したようです。助かりました。人は見かけだけで判断してはいけないと思いました。いい経験をしました。
仁寿殿前の麒麟像

小学生が遠足にきていました

蘇州街: 乾隆帝が蘇州の町を気に入り、その街並みの一部を再現させたそうです。
  • 南鑼鼓巷(なんらここう)(胡同 フートン)     ガイドブックには、おしゃれな街と書かれていましたが、あまり同意できません。
  • 北京国家体育場(鳥の巣)     トラックでセグウェイを140元で20分間乗ることができるので、トライしてみました。前に進むだけであれば、すぐに慣れました。細かい移動をするのには、もう少し練習が必要でした。いい経験ができました。



      宿泊したホテルの近くにあったIBMのビル  面白いかたちをしていました

2011-11-15

広尾

11月17日まで都立中央図書館で開催されている企画展「江戸城 天下人の城」を見に行きました。

日比谷線の広尾駅を降りて、有栖川宮記念公園の横にある南部坂を右手にドイツ大使館を見ながら上り、有栖川宮記念公園の中にある都立中央図書館に行きました。

広尾は、20代、30代の頃、時々行っていた場所です。40代以降も、通勤で広尾駅を通過していたので年に一回程度途中下車していました。憧れの場所であり、今は懐かしい場所でもあります。

結婚する前、奥さんが広尾にあるニュー山王ホテルに知っている人がいるので、一度そのホテルに行こうということになり、行ったことがあります。まさしくアメリカでした。高見山関がレストランに来ていたのを覚えています。

広尾駅からすぐのところにあるナショナルスーパーマーケットは老朽化のため、この10月31日に一旦閉店したようです。現在は、駐車場に小さな仮店舗ができていました。隣にあった「サーティーワンアイスクリーム」は、今も健在です。

ドイツ大使館の塀に東日本大震災の支援活動の写真が貼ってありました。



有栖川宮記念公園は、素敵な公園です。若い頃、このような公園の近くに住みたいと思っていました。今回は、あまり時間がとれなかたので、また、別の機会(平日の午前中)にゆっくりと公園の中を散策しようと思います。今日は、たくさんの子どもが遊んでいました。



都立中央図書館: なぜか小学生が寝転んで勉強していました。

図書館で、企画展「江戸城 天下人の城」を見学し、5階のカフェテリアで休憩しました。昔、このカフェテリアから、隣のテニスコートがよく見えていましたが、今は、大きな木で少し視界が遮られていました。年月の経過を感じました。

2011-11-06

北京旅行(5) 万里の長城

4日目 朝起きると、窓の外は雨でした。万里の長城に行くのに雨が降っているのでがっかりしていましたが、9時ごろから晴れてきました。前日まで、霞んでいた空も、雨で汚染物質が流されたのか青空になりました。

万里の長城には、現地ツアーで行くことにしました。日本語ガイドがつくツアーは、集合場所まで通勤ラッシュの地下鉄に乗って、50分程度かかります。英語ガイドのツアーであれば、泊まっているホテルでピックアップしてくれるので、英語ガイドのツアーを申し込みました。
万里の長城の他に世界遺産に登録されている「明の十三陵」(みんのじゅうさんりょう)にも行くツアーを選択しました(旅行では、世界遺産に登録されている場所にできるだけ行きたいと思っています。)。
そのため、万里の長城は、八達嶺(はったつれい)長城が代表的なのですが、慕田峪(ぼでんよく)長城に行くことになりました。
ガイドブックには、「混雑がない慕田峪長城が穴場でおすすめ! 八達嶺長城は有名過ぎて、中国人観光客で常に大混雑している。」と書かれていました。

予定時間を少し遅れてツアーバスが到着しました。参加者は、20名程度でした。泊まっているホテルは、北京北部のオリンピック公園の近くなので、他のホテルには寄らず、明の十三陵に向かいました。

明の十三陵は、1400年頃から造られた13人の皇帝の陵墓で、そのエリアは40km2もあるそうです。このツアーでは、そのうちの神道(参道)に行きました。観光客は少なく、そのほとんどは外国人で、中国人観光客はほとんどいませんでした。
広々とした参道は一直線に伸び、道の両側に人物、動物などの像が建ていました。




早めの昼食を食べ、万里の長城に向かいました。バスの中から、小さな町や村などの様子を見ることができました。

万里の長城(慕田峪長城)のふもとに着き、道の両サイドに土産物の露店が並んでいるところを通り抜け、リフトで長城までいきました。ガイドブックのとおり、来ているのはほとんど外国人で、すいていました。
長城では、歩くというより階段を登り降りする感じで進みました。こんな場所によく造ったものだと感心しました。在職中は、4階まで階段で上がるのも大変でしたが、何とか長城の急な階段も上ることができました。
帰りは、スライダー(滑り台)をブレーキのついたそりで滑り降りました。ところどころに監視員がいて、ブレーキをかけるよう注意しているので安全でした。