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2011-10-27

北京旅行(4) 景山公園、北海公園めぐり

3日目 故宮(紫禁城)のすぐ北側にある景山公園にいきました。ガイドブックには、「故宮を北から一望できる絶景ポイント」と記書かれていたので、期待して行きました。

この公園の入場料は、2元(26円)です。公園のなかでは、太極拳、ラケットとボールを使った踊り(写真参照)、新体操で使うようなリボンを使った踊りなどをしているグループがいました。公園の中の景山(築山)(高さ43m)に上りました。ガイドブックに書いてあるとおり故宮が一望できました。青空であれば、更にきれいに見えたと思います。


故宮が一望できました:

次に、故宮の西側にある北海公園に行きました。この公園は、1000年以上前にできた公園で、とても広い公園でした。公園の入場料は、10元(130円)でした。
この公園では、二胡の演奏に合わせて歌っている人達、大きな筆に水をつけて、石畳に漢字(漢詩?)を書いている人達、民族衣装を着て踊っている人たちがいました。





● 昼 食 
公園をでると、ガイドブックに載っていたレストラン(食堂)があったので、そこで昼食を食べました。
写真つきのメニューをみて、食べきれないだろうと思いながら、指でさして水餃子、チャーハン、ビールを注文しました。店員が何か聞いているのですが理解できません。隣の席に欧米人3人と中国人1人のグループが食事していたので、店員がその中国の人に頼んで、英語で「水餃子は、肉と野菜、どちらがよいですか」と尋ねてくれました。助かりました。肉の水餃子を選びました。

北京では、燕京ビールをよく飲みました。この燕京(えんきょう)ビールは、北京の地ビールで、軽い飲み口で、冷えていました。(中国では、ビールは冷やしていないと聞いていましたが、冷えていました。)

パックされた状態で、取り皿などがテーブルの上に置かれました。日本のおしぼりのように、工場で取り皿などを洗っているようです。これは、他のレストランでも出されました。

水餃子、チャーハンともおいしくいただきましが、やはり多すぎて、チャーハンを半分残してしまいました。

食堂:

2011-10-25

北京旅行(3) 天安門・故宮

旅行2日目、天安門と天安門の後ろにある世界遺産の故宮(紫禁城)を見学し、王府井(ワンフーチン)で昼食をとりました。

天安門は、故宮の正門として作られたものだそうです。
天安門には、観光客がたくさん来ていました。入場券を買って天安門に入るために入り口に行きました。しかし、入場させてくれません。中国語で何か言われているのですが、当然、理解できず様子をみていたところ、バックは持ち込めないので、バックの預かり所にバックを預けることになっていることがわかりました。
バックを預けて、中に入りましたが、空港にあるような金属探知機をくぐって一人ずつボディーチェックを受けました。係員のぞんざいな対応に嫌気が差しました。
ようやく、天安門にあがれました。
天安門前は、他に例がないような広大な広場になっていました。

天安門:

天安門広場:

天安門広場:広さが実感できないので、ウィキペディアにあった写真を転載しました。


故宮(紫禁城)は、とても広く、東京ドームの15.5個分の面積があります。いくつもの大きな門がありましたが、どれも同じような作りでした。また、たくさんの建物から構成されていました。故宮の中には、ほとんど樹木、芝生などがないのが不思議でした。

故宮:
故宮:
故宮:

故宮は、広すぎて全部を見て回ることはできませんでした。途中にあった出口から出て、乗合いの電気自動車で入り口近くにもどりました。

天安門前の地下鉄から一つ目の王府井(ワンフーチン)駅に行きました。王府井は、銀座のような繁華街ですが、路地に入ると古い北京の街並み「胡同」(フートン)があります。食事をしてから近くの胡同を見て回りました。
日本では、見たことがないようなものも売っていました。串に刺さっているものは、何かわかりますか。動いているサソリです。気味が悪いですね。


食事したレストラン(食堂)には、トイレがなく、いくつかの大きな店に入ったのですが、トイレが見つかりません。王府井の入り口近くに、マクドナルドの店があったので、そこまで戻り、トイレをすませました。清潔なトイレで、安心しました。今回は、トイレのみの利用でした。

2011-10-23

世界遺産ヴェネツィア展

江戸東京博物館で12月11日まで開催されている「世界遺産ヴェネツィア展」に行ってきました。

ヴェネツィア(ベニス)は、今、最も行ってみたい都市の一つです。旅番組でベニスが取り上げられていると、いつも見てしまいます。

20年前に、塩野七生著「海の都の物語―ヴェネツィア共和国の一千年」(上・下)(中公文庫)を読みました。また、1~2年前に新潮文庫で、同じ本が分冊になったものとは知らずに読みました。読み進んでいくうちに、以前読んだことのある本だと気付き、新潮文庫は3冊で終わりにしました。

この本で、ヴェネツィアが独立を保つ(他国から攻められても防衛できるようにする)ために、わざわざ、住みにくい干潟(ラグーナ)に住み着くことを決意して、そこに今みても素晴らしい都市(国)を築いたことに感心しました。建物の下には、無数の木の杭を打ち込んで基礎を作りました。木の杭は、腐るのでダメだと思っていましたが、そうではないようです(以前知ったのですが、丸の内にあった旧三菱一号館も木の杭を使っていたとの展示がありました。)。
雨水を貯めて、それをろ過して飲み水にする工夫も説明されていました。水路がたくさんありますが、水が淀まないように、常に水が流れる工夫もしているなど都市の整備、政治制度、貿易ルートを確保するための方策など、興味深く書かれています。

世界遺産ヴェネツィア展では、この本で紹介されていたガレー船の模型、航海で必要な観測機器、地球儀、貴族の遊びで使われたいろいろなゲーム類、ヴェネツィアンガラスの巨大なシャンデリア、貴族の館の模型、絵画などが展示されていました。興味深く、見て回りました。

平日に行ったのですが、混んでいました。メモをとりながら、見学している人を何人も見かけました。


2011-10-21

北京旅行(2) 地下鉄

北京での移動は、地下鉄とタクシーを利用しました。

北京の地下鉄は、東京、ロンドンなどと同じように網の目のように通っていました。
地下鉄の料金は1回の乗り降りで2元(26円)でした。一駅区間でも20駅区間でも料金は同じです。観光客としては、安く感じます。

切符はプラスチックのカードで、スイカ、パスモのように機械にタッチして改札を通ります。駅を降りるときに改札口の機械で切符が回収されるようになっています。

改札を通る前に、バッグを持っている場合には、空港でのセキュリティ検査のようにX線検査が義務付けられていました。

駅によっては、ホームで待っている人にマイクで整列を呼びかけている専任の人がいました。中国では、我先にという感じの人が多いように思います。

車内では、スマートフォンを持っている人もよく見かけました。また、車内での通話は禁止されてはいないようでした。

どこかで見たことがあるのですが、北京の地下鉄のトンネル内の壁面に通過する電車から見えるように画像が表示されるところがありました。

新しい路線では、ホームドアも設置されていました。車内放送は、中国語と英語で案内しています。ただし、中国語の読みが分からないので、銀座線のような路線の駅名を表示したパネルの下で点滅するランプによって、電車の到着駅を確認していました。

夜10時過ぎのオリンピック公園の一つ手前の駅(北土城駅)のホームと車内の写真を撮りました。この路線は、オリンピックのために作られた路線で、全部で4駅しかありません。ホームも特にきれいでした。

8号線 北土城駅のホーム:

車内:

2011-10-20

スティーブ・ジョブスのスタンフォード大学卒業祝賀スピーチ

アップルのスティーブ・ジョブスが亡くなられて、2週間がたちました。
「スティーブの才能、熱意、エネルギーは、すべての人々の生活を豊かにし、改善するための数限りないイノベーションの源泉となってきた。スティーブのおかけで、世界は計り知れないほど豊かになった」とアップルの取締役会は声明を発表しました。
また、ソフトバンクの孫正義社長は、「レオナルド・ダ・ヴィンチにも匹敵する人でした。」とコメントしていました。

うちの奥さんが読んでいた本の巻末にスティーブ・ジョブスがスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチが載っていました。スピーチの内容がよかったので、子供にも読ませようと言い、私にも読むことを勧めたので、私もスピーチの部分を読んでみました。

一読する価値のあるスピーチでした。ネットで調べたところ、2005年6月12日に行われたスピーチで、翻訳文と動画がありました。お勧めします。

スタンフォード大学卒業祝賀スピーチ(翻訳)PDF


2011-10-17

北京旅行(1)

私が、以前参加していた国際会議が北京で開かれるので、それに合わせて、先週、北京に旅行しました。
現在は、この会議のメンバーからはずれているので会議には出席しませんでしたが、公式パーティーには参加しました。会議出席者と同じホテルに泊まったので、朝食時などに、海外メンバーと再会することができました。

日本からの便が使用する北京空港の第3ターミナルは、オリンピックに合わせて完成したので、新しくとても立派なターミナルでした。

外に出ると、北京の空は、スモッグ(大気汚染)で霞んでいました。曇りでもないので、不思議な感じがしました。道路は広く、クルマであふれていました。また、道路沿いに高層ビルが林立し、東京よりも高層ビルが多いように感じられます。バイタリティのある国です。
今後、大気汚染なども克服して、更に発展していくのだろうと思いました。

私が、中学生の頃の東京も大気汚染がありました。校舎の屋上で、天体望遠鏡を使っていたとき、ススが降ってきたので驚いたことを記憶しています。また、東京と田舎の違いは、山並みが見えるのが田舎で、山並みが見えないのが東京だと思っていたことがあります。
数十年前の東京も今の北京と同じような大気汚染の状況でした。

北京空港第3ターミナル:

2011-10-03

平日の水族館

すっかり秋めいて、気温が下がり、天気もよかったので葛西臨海公園まで散歩しました。公園で、芝を刈っているところの横を歩いていたら、バッタなどがたくさん飛び出してきたので、びっくりしました。平日でしたが、葛西臨海水族園の前の広場では、大道芸も行われていました。休日と較べると観客は少なめでした。

久しぶりに葛西臨海水族園に入りました。混んでいると、水槽をよいポジションで眺めるのは大変ですが、今日は、ゆっくり見ることができました。