「うだつがあがらない」という言い方を聞いたことがあると思います。それでも、「うだつ」とは何か?、「あがらない」とはどこに?・・・ よくわかりませんでした。
江戸文化について勉強しているときに、「うだつ」のことがでてきました。
ウィキペデアでは、「町屋が隣り合い連続して建てられている場合に隣家からの火事が燃え移るのを防ぐための防火壁として造られたものだが、江戸時代中期頃になると装飾的な意味に重きが置かれるようになる。自己の財力を誇示するための手段として、上方を中心に商家の屋根上には競って立派なうだつが上げられた。」と説明しています。
9月25日に、自治会の日帰りバス旅行で長野県東御市にある海野宿(うんのじゅく)などに行きました。この海野宿は、「日本の道百選」に選ばれ、「重要伝統的建築物群保存地区」になっているところです。
写真にある建物の左右両サイドの2階手前にあるのが「うだつ」です。写真にある「うだつ」は明治になってからのものだそうです。これで、防火に役立つのか疑問ですが、実物を見ることができたので、満足しました。
「重要伝統的建築物群保存地区」の家に住んでいる方々は、外観の改築はできないと思うので、苦労されていると思いました。
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