江戸時代、1月2日頃の最初に見る夢が良い夢であるようにと願うおまじないとして、七福神の宝船を描いた絵(刷物)を枕の下に敷いて眠る習慣がありました。
江戸では正月早々に「お宝、お宝」と呼びながらこの絵を売り歩く宝船売りがいました。この絵を買って、枕の下に敷き、「長き夜の遠の眠りの皆目ざめ、波乗り船の音のよきかな(なかきよのとおのねふりのみなめざめ、なみのりふねのおとのよきかな)」という言葉を3回唱えて寝ると良い初夢を見ることができるとされていました。
「なかきよの・・・」という文は、頭から読んでも最後から読んでも同じ文になる回文になっています。こういう言葉遊びは、大好きです。少しずれますが、「赤坂」を英文字で書くとAKASAKAになります。この英文字は、頭から読んでも最後から読んでも同じになります。このことは、30年くらい前に気づいて一人で気に入っていました。
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