NHK BSプレミアムの番組「極上 美の饗宴」で6月は「シリーズ 東山魁夷の旅」を放送しています。
6月6日の放送では、「再生のドイツ」というテーマで「窓」、「みずうみ」、「霧の町」の作品について、なぜ、このように描いたのかということを紹介していました。とても勉強になりました。
ドイツでのこれらの作品は、1969年にドイツ・オーストリア旅行で写生されたものです。この旅については、「馬車よ、ゆっくり走れ」(新潮社)という紀行文を書かれています。その後、「東山魁夷画文集6ドイツ紀行-馬車よ、ゆっくり走れ-」(新潮社)に、この3作品を含む絵とともに再録されています。
私は、1975年に「馬車よ、ゆっくり走れ」を読みました。また、国立近代美術館で「道」などの作品を見て、東山魁夷ファンになりました。
当時は、展覧会はものずごい人気で、入場制限などもありました。国民的な画家でした。
6月20日の放送では、「年暮る」の作品をメインに放送していました。この作品は、兜町にあったときの山種美術館で見ました。
現在の山種美術館では常設していないと思いますが、今、開催している展覧会では見ることができます。
東山作品には静寂さが感じられ、とても好きです。また、東山魁夷さんの映像を見たり本を読むと、誠実な人柄が感じられます。
● 「年暮る」 山種美術館所蔵
2 件のコメント:
絵だとは思えない位、素敵ですね!
この雪の感じがいいです!
誠実さを忘れずにピュアな心でがんばります(笑)
これは絵なんですか!
写真かと思いました(笑)
TMN様もそのうち画家デビューするかもしれませんね!!
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